仕込み水に関する私の誤解(T ^ T)
今日は昨日の記事でお伝えした
私の仕込み水の勘違いについて。
なのでちょっとマニアックかも(笑)
目次
①はじまり〜日本酒の味を決めるのは。
②日本酒に向く水についての勘違い
③日本酒づくりinおフランス
④え!?硬水でも良いんですか!?
①はじまり〜日本酒の味を決めるのは。
純米の記事等でお伝えした通り
日本酒の原材料は米と水です。
そして発酵させるために酵母や麹を使います。
日本酒づくりにおいて、美味しいお水は命!
と聞いてはいたものの、
日本酒の味って、お米の種類や麹菌や酵母(主に香り)
で決まるんだと思ってました。
でも、最近ある酒蔵の方が
「水で味が全然違う」
とおっしゃっていたのが妙に耳に残っていたのです。
②日本酒に向く水についての勘違い
前の記事でも書きましたが、日本酒の仕込み水には
鉄分があってはならないのです。
これは唎酒師の資格の勉強をした時に学びました。
その時にどうも「鉄分=ミネラル」と解釈し、
ミネラル分が多い硬水は向いてない
という誤った知識を持ったのです!
でもねでもね、言い訳するとね、私の好きな日本酒は、
軟水で仕込んでることが多かったの!
蔵元さんにお話聞くと「うちのは超軟水」とかいうのも
「軟水」か「超軟水」かって話してるだけだと思ってた!
③日本酒づくりinおフランス
そんな中、日本酒をフランスで作るために
鳥取で修業してた方の話を耳にしました。
フランスといったらエビアンですよね?
めっちゃ硬水じゃないですか!
だから、技術を磨いてもきっとフランスじゃ
おいしい日本酒できないんだろうなあって
勝手に思ってました!
④え!?硬水でも良いんですか!?
そんなおり、大好きなAGIさんのイベントで
大好きな賀儀屋を醸している首藤さんのお話の中で
硬水でも日本酒作れるって話が出たんですよ。
え!?( ゚д゚)
私「本当に硬水でも日本酒作れるんですか?
硬水だとミネラル多いじゃないですか?」
とのたまう私に、首藤さんは爽やかなスマイルで
「はい!ミネラルが多いからキレのある
スッキリとしたお酒になりますね!」
と教えてくださいました。
ええええええええ!
酔っ払ってたので、よく整理できなかったので
その日はおいしい日本酒を楽しむことに専念し
次の日仕込み水について調べた結果
大いなる誤解をしていたことがわかったのが
昨日の記事でございます。
>フランスで日本酒作ってるお方!
おいしい日本酒できるってよ⭐︎
というわけで、私の間違いに気づかせてくれた
おいしい賀儀屋を醸す成龍西酒造の首藤さんとの
ツーショットで終わりにしたいと思います!