フランス人と日本酒① 初のフランス産日本酒!グレゴール・ブフ氏(昇涙酒造)
この記事の仕込み水について誤解してた話に登場の
日本酒をフランスで作るために鳥取で修業してた
フランスの方が気になったので調べてみました!
そしたらそしたらまさかの、そんな面白いことしてる
フランス🇫🇷のお方、1人じゃなかったー(笑)
とりあえず本日は、フランス産日本酒に興味を持つ
きっかけをいただいたグレゴワール・ブフさんについて。
(フランス人が発音したら絶対こうは聞こえまい。。。)
彼が日本酒の魅力を知ったのは来日した2013年。
事業計画を練り、2015年に日本は鳥取で
半年間お酒づくりの修業をしたそうです!
調べてみたら梅津酒造さんというところでした。
16年にフランスの地元ペリュサンで
「Les larmes du levant(レラルムデュルバン)」
日本名:昇涙酒造を創業し
17年春から仕込みを開始し、この9月!
満を持してついに出荷です!
言われてみれば当たり前ですが、
フランスには精米設備がないので酒米は日本から輸入。
水はエビアンではなく(笑)しかも硬水でもなく(爆)
ピラ山の湧き水という超軟水を使ったそう。
和洋折衷!
さらに当たり前ですが、日本酒を作る道具もないので
そちらは日本の蔵から分けてもらった道具を使ったり
地元フランスで手に入るワイン用のタンクを使って
お酒を仕込んでるそうです!
う〜ん、さらに和洋折衷!!
また、ブフさんが1人で作っているわけではなく
竹鶴や桜うづまき酒造でお酒を作っていた
若山健一郎さんを杜氏に、
南部酒造で蔵人をしていた田中光平さんを迎え
3人でお酒を作っているそうです。
お酒の名前は「一心」
杜氏の若山さんによると最初のお酒は
「仏の水と日本の伝統技術をうまく融合できた」
そうです。うーん、飲んでみたい!
(※画像はこちらからお借りしました)
今年作った量はフランスの16年の日本酒総輸入量の
5%にあたる8000リットル!!を作成。
今後30,000リットルまで拡大を予定しており
さらにフランス産のお米の使用も検討してるとか!
そちらもぜひ飲んでみたいです。
またブフさん曰く、日本酒はチーズに合うんですって!
チーズに詳しいフランス人が作るチーズに合う日本酒は、
日本人よりも合う日本酒作れる気がしませんか?
だから日本以外の人がもっと日本酒を作るようになると
意外なものにめっちゃ合うおいしい日本酒が
どんどん出てくる気がして楽しみです(*^ω^*)
いつかはフランスはペリュサンまで蔵見学に行くぞー!
※どうでもいいけど、言葉の壁ってなかったのかな?
スー