武の井酒造@山梨 その1

私がお話をうかがう機会のあった蔵元さんを

勝手にご紹介する新シリーズ(笑)

映えある第一回は、吟花さんでご縁をいただいた

武の井酒造さん@山梨県

 

若くてイケメンな清水さんが、

内に秘める日本酒への情熱

たっぷり語ってくださいました!

その様子はまさに青煌でした! 

f:id:nihonsue:20170813213640j:image

(注※この内容は私がお酒を飲みながら聞いた話

なので正確性に疑わしい箇所があります!) 

 

山梨で日本酒を作ることは挑戦だ!

山梨ってワイン🍷のイメージ強くありませんか?

みなさん、それは。。。。大正解〜 o(≧▽≦)o

山梨県にはワイナリーが80ある一方、

日本酒の蔵は10しかないそうです。

山梨県は全国で43番目に蔵の数が多い県です)

 

「ふ〜ん」と思った人、脳みそ起きてますか!?

「なんでワイナリーの方が多いんだろう?」

という疑問を持つ姿勢が大切ですね(←何にw)

清水さんの話を聞けば納得

(あ、脳みそ寝てたことがバレましたね(^_^;))

山梨県は山がちな地形なため、平地が少ない

→日本酒の原料であるお米用の土地が少ない!

代わりに果樹がたくさん取れたので

今ワインが盛んなのだそうです。

 

代々「大根」で有名なあの大学で学ぶ

武の井さんが今とってもとってもおいしいお酒を

醸すようになったのは、大学でのとある出会いが

あったからなんだそうです。

 

〜出会い① お父様が花酵母研究会の方と同じゼミ〜

武の井さんは花酵母を使うことで有名なのですが

その花酵母は『花酵母研究会』に入ってないと

使用することができないのです!(全国に30蔵のみ!)

奇遇にも清水さんのお父様が大根踊りで有名な某大学で

学んでいる時の同級生にあたる方が

その花酵母研究会の中心メンバーであるため

武の井さんはその研究会に入るご縁があったため、

酵母を使ってお酒を醸す権利をお持ちだったのです。

 

〜出会い② 清水さんの同級生(蔵元のご子息ご息女)

のお酒が美味しすぎた!〜

清水さん曰く、武の井さんは

「安くたくさん日本酒をお届けする」ことをモットー

にしており、きっと地元のお父さん達に

とっても愛されていたんじゃないかと思います。

小さい頃から漠然と蔵の仕事をするんだろうなと

思っていた清水さんは、

そのお酒の造り方に特に疑問を持たないまま

お父様と同じ大根踊りで有名な東京の某大学へご進学。

そこは醸造科のある大学」と言えばこちら、

というぐらい有名で、

全国の蔵元のご子息ご令嬢がこぞって進学される、

日本酒会のサラブレット、セレブリティの集まる

日本酒ファン垂涎の大学なのですが

同級生であらせられるご子息ご令嬢が持参された

各蔵元のお酒を飲んだ時に衝撃が走ったと言います。

「なんだこれは!同じ日本酒なのか!?」

 

私が勝手に決めますけど、

多分人生のターニングポイントですねw

この衝撃体験があったため、清水さんは

将来自分が醸すお酒の方向性を

「日本酒通を唸らす本来の日本酒の美味しさを

100%以上引き出すお酒」に定めたのです

(とようなことを言っていた気がします。)

 

続く

 

【蔵基本情報】

山梨県北杜市

創業 慶応元年(1865)

代表銘柄 武の井、青煌

特徴 花酵母

製造石数 80

酒蔵見学 多分なさそう

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村