武の井酒造@山梨 その1
私がお話をうかがう機会のあった蔵元さんを
勝手にご紹介する新シリーズ(笑)
映えある第一回は、吟花さんでご縁をいただいた
武の井酒造さん@山梨県。
若くてイケメンな清水さんが、
内に秘める日本酒への情熱を
たっぷり語ってくださいました!
その様子はまさに青煌でした!
(注※この内容は私がお酒を飲みながら聞いた話
なので正確性に疑わしい箇所があります!)
山梨で日本酒を作ることは挑戦だ!
山梨ってワイン🍷のイメージ強くありませんか?
みなさん、それは。。。。大正解〜 o(≧▽≦)o
山梨県にはワイナリーが80ある一方、
日本酒の蔵は10しかないそうです。
(山梨県は全国で43番目に蔵の数が多い県です)
「ふ〜ん」と思った人、脳みそ起きてますか!?
「なんでワイナリーの方が多いんだろう?」
という疑問を持つ姿勢が大切ですね(←何にw)
清水さんの話を聞けば納得
(あ、脳みそ寝てたことがバレましたね(^_^;))
山梨県は山がちな地形なため、平地が少ない
→日本酒の原料であるお米用の土地が少ない!
代わりに果樹がたくさん取れたので
今ワインが盛んなのだそうです。
代々「大根」で有名なあの大学で学ぶ
武の井さんが今とってもとってもおいしいお酒を
醸すようになったのは、大学でのとある出会いが
あったからなんだそうです。
〜出会い① お父様が花酵母研究会の方と同じゼミ〜
武の井さんは花酵母を使うことで有名なのですが
使用することができないのです!(全国に30蔵のみ!)
奇遇にも清水さんのお父様が大根踊りで有名な某大学で
学んでいる時の同級生にあたる方が
その花酵母研究会の中心メンバーであるため
武の井さんはその研究会に入るご縁があったため、
花酵母を使ってお酒を醸す権利をお持ちだったのです。
〜出会い② 清水さんの同級生(蔵元のご子息ご息女)
のお酒が美味しすぎた!〜
清水さん曰く、武の井さんは
「安くたくさん日本酒をお届けする」ことをモットー
にしており、きっと地元のお父さん達に
とっても愛されていたんじゃないかと思います。
小さい頃から漠然と蔵の仕事をするんだろうなと
思っていた清水さんは、
そのお酒の造り方に特に疑問を持たないまま
お父様と同じ大根踊りで有名な東京の某大学へご進学。
そこは「醸造科のある大学」と言えばこちら、
というぐらい有名で、
全国の蔵元のご子息ご令嬢がこぞって進学される、
日本酒会のサラブレット、セレブリティの集まる
日本酒ファン垂涎の大学なのですが
同級生であらせられるご子息ご令嬢が持参された
各蔵元のお酒を飲んだ時に衝撃が走ったと言います。
「なんだこれは!同じ日本酒なのか!?」
私が勝手に決めますけど、
多分人生のターニングポイントですねw
この衝撃体験があったため、清水さんは
将来自分が醸すお酒の方向性を
「日本酒通を唸らす本来の日本酒の美味しさを
100%以上引き出すお酒」に定めたのです
(とようなことを言っていた気がします。)
続く
【蔵基本情報】
創業 慶応元年(1865)
代表銘柄 武の井、青煌
特徴 花酵母
製造石数 80
酒蔵見学 多分なさそう